先輩の失敗を押し付けられて会社を退職することになった

中途採用で入社したある機械メーカーの営業職で先輩のミスを押し付けられてひどい目に遭い、最終的に短期間で退職しました。

 

元々閉鎖的な部署で、私のような中途入社の営業が少ないこともあり、なんとなく外部から来た他人に仕事を奪われなくない、外部から来たやつのせいで今までのやり方を否定されないように、従来のやり方にこいつを染めてやろうという雰囲気や無言の圧力は同僚や上司など全体から感じていました。

 

そんな中で私が主に仕事を引き継ぐことになった先輩はもともとミスが多いタイプの人なのは中途入社してすぐに気が付きました。

 

そして暫くOJT形式で同行営業しながら研修した後、その先輩から大口の最重要得意先のクライアントを引き継ぐことになりました。

 

初日に先輩からPC画面に発注データや工場で製作して納品する機械の仕様などを社内システムに入力する方法を教わりました。その時点で私は入力のデータをいじっていません。

 

データ入力に携わったのはそれ以降なので私がその日にミスをするはずがありません。

 

しかし、数週間後その日の発注データの数値に致命的なミスがあったことが判明し、工場や営業部、クライアントを挙げての大騒ぎになり、利益の損失に加えて納期遅れも発生し、うちの会社の役員がクライアントに謝罪するという大問題に発展しました。

 

もちろん私が引き継いだクライアントなので謝罪の段取りなど精一杯やったのですが、その後の役員や部長からの査問で聞いた言葉に驚きました。

 

「君が入力ミスをした原因と対策を報告書にまとめなさい。」と言われたので、報告書にまとめるからにはうやむやにはできません。

 

私は担当として責任持って対応するが、入力ミスは自分ではないので、以前に先輩が入力した時点でシステムが間違っていたのではないかと主張しました。

 

しかし中途入社の自分には味方がいません。仮に上層部が先輩を疑ったとしても勤続年数が長い先輩を切り捨てるよりは、私に責任を被せたほうがいいと考えたのかもしれません。

 

結局毎日のように「いいかげんに認めろ!」「お前に向上心はないのか?」などと上司からしつこく言われた上に、当の先輩からも「悪い悪い、今回は我慢してくれよ。」と謝っておきながらも自分のミスを認めない姿勢を見せられたので、私も諦めて自分がミスをした前提で涙をのんで報告書を完成させました。

 

その後は、先輩とも上司ともクライアントともギクシャクして社内に味方がいなくなり、新しい仕事も回されなくなったこと、他にも細々といろいろあって「これはもう辞めろということだな。」と悟ったので数ヵ月後にそのメーカーを退職しました。

 

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